2015年2月15日日曜日

Olympus WCON-07を買ったんだ

前回のROWAのワイコンでは納得いかなかったので、今度はオークションで中古のOlympusの0.7倍ワイドコンをゲットしました。このワイコンは2003年頃発売のものでした。


早速、NEX-5Nに着けてSonyのE16/2.8専用0.75倍ワイコン(VCL-EUC1)と比較してみました。
F2.8 VCL-EUC1
F2.8 WCON-07

F5.6
F5.6 WCON-07

F10
F10 WCON-07
Sonyの専用ワイコンには敵いませんが、WCON-07は樽型に歪まずに広がりました。カメラから壁まで1.7mの距離なので、四隅までの距離は2.3m程。F2.8やF5.6は色収差と流れたようなボケがありました
WCON-07の写真右上を拡大してみると・・・・
F2.8 WCON-07右上端

F5.6 WCON-07右上端

F10 WCON-07右上端
 APS-Cサイズのセンサーでこの程度の劣化なら、少しズームして使うか、センサーサイズの小さいM4/3での動画なら十分使えそうです。

フレアの発生具合も光を真正面と斜めから入れたケースで出してみましたが、結構いい感じです。
正面からのリングは少ない F4.5
斜め光 F4.5
 このワイコンを他のレンズに着けてNEX-5Nで確認してみたところ、以下の結果になりました。
  • Sony E18-55/3.5-5.6は撮影可能でしたが、ズーム域18~21mmでケラレます。 
  • Canon new FD 35/2.0も撮影可能でした。
  • Canon new FD 24/2.0も撮影可能でした。
  • Canon new FD 50/1.4も撮影可能でしたが、F1.4にすると全体が白くぼやけます。
  • Minolta MD25-70/3.5も撮影可能でした。
  • Minolta MC Rokkor 58/1.4も撮影可能でしたが、F2以下は全体が白くぼやけます。
  • Panasonic Lumix LX100でも撮影可能でしたが、ズーム域24~27mmではケラレます。
結構使えますね。
重い&デカイのが気になるくらいかな。







2015年2月13日金曜日

Lumix LX100にロワのワイコンを着けるの巻

PanasonicのLumix DMC-LX100にROWA JAPANの0.7x超薄型ワイコン(3600円)を装着してみた。

LX100にRowaの0.7xワイコン
ステップアップリング+ワイコン
そのままだとフィルター径が合わないのでステップアップリングを挟んで着けます。
前回のブログに書きましたが、ROWAのワイコンは0.7xと書いてあるが0.79x位の倍率でした。

ワイコン無しの24mm広角端、壁まで1.8mの距離
これにロワの超薄型ワイコンを着けてみると・・・・
F2.8 意外に四隅の収差は少ないなあ。

F5.6

F10
縦線の無い風景なら水平線を画面中央に持ってくるようにすればOKかな。
NEX-5NのE16mm/F2.8に着けたときよりも像面収差は少なくていい感じです。APSCサイズのセンサーに比べたら、LX100はセンサーが小さいからなんですかね。
ついでにワイコン無しと、ワイコン装着したまま34mmくらいズームしたものを比較してみると・・・・

F5/24mmワイコン無し
ワイコン+F5.6/34mmまでズーム

樽型歪みは消えませんでした・・・あたりまえかあ。
このワイコンをLX100につけて分かったことは、 
  • 最短撮影距離はほぼ変わらず。
  • ズーム領域24~37mmくらいまではピントが合いました。
  • 37mm以上ズームすると全域でピントが合わなくなった。
という感じです。
以上です。







2015年2月7日土曜日

Rowa DSLR PRO Wide Lens 0.7x買ったんだ


ROWAの0.7倍ワイドコンバーターレンズを買ってみました。

ロワRW-W-52-7X 0.7x 超薄型ワイドコンバージョンレンズ

Sony NEX5nのE16/2.8に付けて、Sony純正のVCL-EUC1と性能を比較してみました。
Rowaのワイコンはステップアップリング(49-52)を挟んで付けてます。
Sony E16/2.8専用のワイコン(1万円)
Rowaの0.7xワイコン(Amazon3600円)

写真を比較してみます。
同じ条件で、壁から180cm離れた場所から三脚&マニュアルフォーカスで撮りました。
左がSonyの0.75倍のワイコン画像、右がRowaの0.7倍のワイコン画像です。
Sony VCL-ECU1 F2.8
Rowa 0.7x F2.8
F5.6
F5.6
F10
F10
 なぜか0.75倍のSonyのワイコンより、0.7倍のRowaのワイコンの方が写る範囲が狭い。こりゃ一本とられましたな…(´・ω・`)。実質倍率0.79くらいでした。樽型歪みはそれなりですね。F2.8を見ると周囲がボケる像面湾曲が顕著ですが、カメラから画面四隅までの距離が画面中央より約60cm(33%)遠いのでF2.8ならボケて当然かも。それを思うとSonyの専用設計のワイコンは脅威的な神レンズですね。

上の写真だけだと分かりにくいかもしれないので、ROWAのワイコン画像右下部分をトリミングすると以下のようになりました。
ROWA F2.8

ROWA F5.6

ROWA F10.0

実質0.8倍なので、色収差とかは殆ど出ないようです。
それと、このベースレンズでは1.2m以上離れてないとピントが合いませんでした。
 Rowaのワイコンはステップアップリング(49-52)を挟んで付けているので、ベースレンズのフィルタ枠から3mmくらい浮いているので不利なのかなー。

フレアをチェックしてみましたが、正面から直接光源に向けた時はRowaの方が盛大に出ましたが、光を斜めから入れたときはフレアが出る場所がそれそれ異なり、単純に比較ができないのですがRowa 0.7xも結構いい感じです。

Sony VLC-ECU1のフレア(F4.5)
Rowa 0.7xのフレア(F4.5)


Sony VLC-ECU1の斜光フレア(F4.5)
Rowa 0.7xの斜光フレア(F4.5)


 ということでした。
個人的にはRowaのワイコンは値段が安いので十分満足です。
これを買ったばかりのPanasonicのLX100に付けて4k動画に使ってみる予定です。

ちなみに、このワイコンを私の持っている他のレンズに付けて使えるか確認してみた所、以下のようになりました。
  • Sony E18-55/3.5-5.5はズーム全域で使えました。最短撮影距離は60cm位。
  • Canon new FD 35mm F2.0は全域でピント合わず。
  • Canon new FD 24mm F2.0は全域でピント合わず。
  • Canon new FD 50mm F3.5 MACROはピントが合いました。
  • Minolta new MD 50mm F3.5 MACROもピントが合いました。
  • Minolta new MD 35-70mm F3.5は全域でピントが合いませんでした。
  • Minolta AF 35-70mm F4ギザギザ初期型もピントが合いませんでした。
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