ROWAの0.7倍ワイドコンバーターレンズを買ってみました。
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ロワRW-W-52-7X 0.7x 超薄型ワイドコンバージョンレンズ
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Sony NEX5nのE16/2.8に付けて、Sony純正のVCL-EUC1と性能を比較してみました。
Rowaのワイコンはステップアップリング(49-52)を挟んで付けてます。
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Sony E16/2.8専用のワイコン(1万円) |
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Rowaの0.7xワイコン(Amazon3600円) |
写真を比較してみます。
同じ条件で、壁から180cm離れた場所から三脚&マニュアルフォーカスで撮りました。
左がSonyの0.75倍のワイコン画像、右がRowaの0.7倍のワイコン画像です。
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Sony VCL-ECU1 F2.8 |
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Rowa 0.7x F2.8 |
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F5.6 |
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F5.6 |
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F10 |
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F10 |
なぜか0.75倍のSonyのワイコンより、0.7倍のRowaのワイコンの方が
写る範囲が狭い。こりゃ一本とられましたな…(´・ω・`)。
実質倍率0.79くらいでした。
樽型歪みはそれなりですね。
F2.8を見ると周囲がボケる像面湾曲が顕著ですが、カメラから
画面四隅までの距離が画面中央より約60cm(33%)遠いのでF2.8ならボケて当然かも。それを思うとSonyの専用設計のワイコンは脅威的な神レンズですね。
上の写真だけだと分かりにくいかもしれないので、ROWAのワイコン画像右下部分をトリミングすると以下のようになりました。
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ROWA F2.8 |
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ROWA F5.6 |
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ROWA F10.0 |
実質0.8倍なので、色収差とかは殆ど出ないようです。
それと、
このベースレンズでは1.2m以上離れてないとピントが合いませんでした。
Rowaのワイコンはステップアップリング(49-52)を挟んで付けているので、ベースレンズのフィルタ枠から3mmくらい浮いているので不利なのかなー。
フレアをチェックしてみましたが、
正面から直接光源に向けた時はRowaの方が盛大に出ましたが、光を斜めから入れたときはフレアが出る場所がそれそれ異なり、単純に比較ができないのですがRowa 0.7xも結構いい感じです。
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Sony VLC-ECU1のフレア(F4.5) |
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Rowa 0.7xのフレア(F4.5) |
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Sony VLC-ECU1の斜光フレア(F4.5) |
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Rowa 0.7xの斜光フレア(F4.5) |
ということでした。
個人的にはRowaのワイコンは値段が安いので十分満足です。
これを買ったばかりのPanasonicのLX100に付けて4k動画に使ってみる予定です。
ちなみに、このワイコンを私の持っている他のレンズに付けて使えるか確認してみた所、以下のようになりました。
- Sony E18-55/3.5-5.5はズーム全域で使えました。最短撮影距離は60cm位。
- Canon new FD 35mm F2.0は全域でピント合わず。
- Canon new FD 24mm F2.0は全域でピント合わず。
- Canon new FD 50mm F3.5 MACROはピントが合いました。
- Minolta new MD 50mm F3.5 MACROもピントが合いました。
- Minolta new MD 35-70mm F3.5は全域でピントが合いませんでした。
- Minolta AF 35-70mm F4ギザギザ初期型もピントが合いませんでした。
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